腎臓病

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腎臓病

腎臓病の治療

早期や急性期ではなく、慢性化した状態の腎臓病(たくさんの種類がありますが、腎炎が最も多いといわれています)ですと、病気自体を治すことは困難で、完治を望むことは不可能です。だからといって、腎臓病の悪化を抑制し、症状を良くできれば、健やかで心地良い暮らしをしていく事も夢ではありません。腎臓病治療の基本は、食事療法や薬物療法を行うことで腎臓に配慮し、失われていない分の腎機能を出来る限りキープすることです。腎機能がなぜ落ち込んだのかが明確なときには、その引き金となっている病気を回復させることから治療に取り掛かる形になります。例として、糖尿病性腎症(第1期・腎症前期、第2期・早期腎症、第3期・非代償性腎不全、第4期・腎不全期、第5期・透析療法期に分けられています)の場合、食事療法により血糖のコントロールを行って、神経症や網膜症をはじめとする合併症の対策をちゃんと取る必要があります。腎硬化症の場合は、病状が悪くなる要素となる高血圧、動脈硬化を薬物、食事、禁煙などにより良くしていく必要があるのです。腎不全が進行した場合、腎機能をカバーする透析療法や腎臓移植をしなくてはいけなくなるのですが、基準となる数値は腎機能が健康な状態の10%以下、血清クレアチニン値が8.0mg/dl以上となります。透析療法などにより毒素や老廃物を取り除くことは可能ですが、赤血球を生成するホルモンや血圧をコントロールするホルモンの分泌や調節などの機能まではカバーできません。そのため、薬を用いての治療の調整を行い、透析療法の性質に基づいて食事管理をし続けることが欠かせないのです。また、慢性の腎臓病の場合、食事管理や普段の暮らしの管理が極めて大事なので、患者本人が真剣に治療に取り組まなくてはいけません。そして、患者本人や身内の人などを中心に、医療機関のスタッフと協力し合うことが重要です。

腎臓病治療の要点

腎臓病が悪化して腎不全となり、慢性化した状態になると元の状態の腎臓機能を取り戻すことは残念ながら不可能となります。しかしながら、ますます悪化するだけだからどうしようもないと言う訳ではないのです。諦めることなく腎臓病(大きく分けると、腎臓内科で扱う疾患と泌尿器科で扱う疾患に分けられるでしょう)の治療を実施することによって、病気が悪くなるのをなだらかにすることはできるのです。そのため、腎臓病という診断が下された際には、ちゃんと医療機関に通い、腎臓の状態をしっかりと理解して、病状がいきなり悪くなるような事態を招かないようにすることが重要です。緊急に透析療法をスタートするというのは、これ以降の生命予後に影響する可能性もありますから、極力回避したいところです。健康診断などを受けた場合に、腎臓病の可能性があるようでしたら、必ずしも病院に行きてください。そうしないと、命を左右するような事態を招く恐れもあるため、けして甘く見てはいけません。また、腎臓病(腎炎や慢性腎不全、腎結石、腎癌、ネフロ−ゼ症候群などが代表的でしょう)の治療にあたっては、普段の暮らしぶりが非常に大事になってくるのです。腎臓をいたわりながら日常生活を送ることが欠かせないのです。腎臓をいたわるというのは、如何にして腎臓が負担を受けないようにするかという事を意味しています。これには、たとえば規則正しい生活を送る、疲れ過ぎないようにする、ストレス(うつ病やPTSDの原因にもなります)が蓄積しないようにする、医師の話すことを守り、分からないことや不安に思っていることは必ず解消するといったことが腎臓に負担をかけないためのポイントになります。

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